デザインメモ

企業の顔となるロゴマーク。
デザインを大きく分けると、図形からアプローチした「シンボル系デザイン」と、
文字からアプローチした「ロゴタイプ系」に分けることができます。
また、二つを組み合わせることで、それぞれの特徴やメリットを活かし、
展開のバリエーションを増やすことも可能です。

シンボル系デザイン

企業を象徴する図形で表現します。
人やモチーフを具体的にかただった具象モチーフ。
社名の頭文字などをデザイン化したイニシャルモチーフ。
企業イメージや本質、理念を表現した、抽象モチーフ。
大きくこの3つに分けることができます。

狙いとして

  • 企業の旗印としてイメージ戦略
  • 企業のスケール感、企業文化を繁栄しやすい
  • 社外に対して企業の顔として活用しやすい
  • コンセプト、デザインのイメージを繁栄しやすい

ロゴタイプ系デザイン

社名やブランド名の文字をデザインした、読めるロゴマークです。
名前を覚えてもらうという可読性と記憶性、そしてインパクトを兼ね備えています。
グローバル化が進む中、海外進出を狙う企業などに好まれる傾向があります。

狙いとして

  • 多くのブランド商品を抱えるマーケティング戦略
  • 企業ブランドとしてのコミュニケーション効果が高い
  • 企業と商品の一体化が図りやすい
  • コングロマリット化の傾向(複合企業)

形が与える印象

直線や四角形などは堅実さ、クール、インテリジェンスなど、どちらかというと男性的なイメージを、
曲線や丸などは可愛らしさ、柔らかさ、安心感といった女性的なイメージを与えます。
また、ハネやハライなどシャープなイメージを取り入れることで、先進性、スピード感なども表現することができます。

業種やコンセプトなどを明確にすることで形の方向性も決まってくるものです。

書体が与える印象

同じ文字でも書体や文字の太さ、形によってその印象は大きく変わってきます。
一般的に、ゴシック体は現代性や先進性を、
明朝体は格調や品格、信頼、伝統を表す場合に使われることが多いです。
また、太い文字は力強さや迫力、強調、重圧差を表現するのに用い、
細い文字は都会的なお洒落感や繊細なイメージを表現することができます。

実際には、デザイン的要素も加え特徴を出しますが、企業の描くビジョンやイメージの方向性を
的確に判断して書体を選ぶことが大切です。

色が与える印象

色はイメージを大きく左右する重要な要素の一つです。
人は無意識のうちに色から受ける印象によってイメージを膨らませています。
ロゴマークの色も企業やショップのイメージに合わせて選ぶことが大切です。
一般的に赤系はエネルギッシュ、情熱、温かさといった印象を、
青系はクール、スピーディー、インテリジェンスなイメージを与えます。

豆知識

業種別に見ると、暖色系は人間味ある印象を抱かせるため、食品や家庭用品メーカーに多く、
寒色系は冷静沈着でスピーティーなイメージと結びつくため、機械・電気部品メーカー、銀行、IT企業などが多いです。
必ずしもこれが人の好み通りというわけではありませんが、色を選ぶ基準として考えてみるとよいですよ。